被介護者の健康維持のために知っておきたい『動悸』について
動悸の原因となる病気
動悸は、心臓がドキドキしたり、脈が速くなったりする症状です。動悸には、生理的なものと病的なものがあります。生理的な動悸は、運動や興奮、ストレスなどによって起こるもので、一時的なものです。病的な動悸は、心臓やその他の病気によって起こるもので、持続的だったり、繰り返したりします。
動悸の原因となる病気には、次のようなものがあります。
* 心臓病狭心症、心筋梗塞、不整脈など
* 呼吸器疾患喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など
* 甲状腺機能亢進症
* 貧血
* 脱水症
* 低血糖症
* 薬の副作用
動悸が起こった場合は、まず安静にして、ゆっくりと深呼吸をしましょう。それでも動悸が治まらない場合は、医療機関を受診してください。動悸の原因を特定して、適切な治療を受けることが大切です。