被介護者の健康維持について『大腸菌』
大腸菌とは、大腸に常在する細菌の一種です。 大腸菌は、人体に害がないどころか、むしろ健康維持に欠かせない存在です。大腸菌は、腸内で食物を分解して栄養素を吸収しやすくしたり、有害な細菌の増殖を防ぐ働きをしています。
しかし、大腸菌は、ときに感染症を引き起こすこともあります。大腸菌が感染症を引き起こす原因としては、
・免疫力が低下している
・高齢者である
・病気を患っている
・薬剤を使用している
などが考えられます。
大腸菌による感染症は、下痢、腹痛、発熱などの症状を引き起こします。大腸菌による感染症が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。