CAPD透析療法のすべて

介護の初心者
先生、『CAPD』について教えてください。

介護スペシャリスト
CAPDとは、Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysisの略称で、持続的携行式腹膜透析のことを指します。

介護の初心者
CAPDはどのような仕組みで機能するのですか?

介護スペシャリスト
CAPDは、お腹にチューブを挿入し、透析液を注入して体内の余分な水分や老廃物を取り除く方法です。1日に数回の交換が必要ですが、医療機関に通う必要はありません。
CAPDとは。
CAPD(持続携行式腹膜透析)は、腎不全患者に対する血液浄化療法の一つです。腹部にチューブを挿入し、腹膜を利用して体内の不要な水分や老廃物を排出します。数回の交換を行う必要がありますが、通院は不要です。
CAPDとは?

CAPD(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis、持続的携行性腹膜透析)は、腹膜を透析膜として使用し、腹腔内に透析液を注入・排出することで血液中の老廃物や余分な水分を取り除く方法です。腹膜は腹腔内を覆う薄い膜で、血液から老廃物や余分な水分を除去します。CAPDは、腹腔に専用の透析液を注入し、一定時間後に排出することで、血液中の老廃物や余分な水分を除去します。病院での血液透析とは異なり、週に3回の通院が必要なく、自宅で24時間継続的に行えるため、柔軟なスケジュールで日常生活に影響を与えずに透析を受けられます。
CAPDの仕組み

CAPD透析療法の仕組みは、末期腎疾患の患者が自宅で行える透析法です。この方法は、腹腔を透析液で満たし、腹膜を通じて血液中の老廃物や水分を取り除きます。CAPDを行うには、腹部にカテーテルを挿入する必要があります。このカテーテルは、腹膜と外部をつなぐ細い管です。カテーテルを挿入することで、透析液の注入や排出が可能になります。CAPDは、1日4回、4時間から8時間の間隔で行われ、透析時間は患者の状態や体重により異なります。透析中、患者は透析液を腹腔に注入し、一定時間後に排出します。このプロセスを繰り返すことで、血液中の老廃物や水分を除去します。血管に針を刺す必要がないため、血管への負担を軽減しながら自宅で透析を行えるメリットがあります。
CAPDのメリット・デメリット

CAPD(持続的携行式腹膜透析)は、腎機能が低下した際に体内の老廃物を排出する方法の一つです。透析液を腹腔に入れ、腹膜を通じて血液中の老廃物を除去します。CAPDには、いくつかのメリットとデメリットがあります。
メリットの一つは、自宅で透析を行える点です。通院の必要がなく、自分の都合に合わせて透析が可能です。また、透析液の交換だけで済むため、透析にかかる時間が短縮されます。さらに、透析中も自由に動けるため、外出や仕事を行うこともできます。
デメリットには、腹膜に感染のリスクがあることが挙げられます。また、透析液の交換時に出る廃液の処理が必要で、感染予防策を講じることが重要です。加えて、透析中に腹痛や下痢の症状が生じることもあります。
CAPDの適応・不適応

-CAPDの適応・不適応-
CAPDは、腹膜に透析液を直接注入し、腹膜を通じて老廃物や余分な水分を除去する透析療法です。腹膜が透析液を濾過・除去する能力が必要です。
CAPDの適応としては、以下の条件を満たす患者が含まれます。
- 腹膜が透析液を濾過・除去する能力を持つこと
- 腹膜炎などの合併症のリスクが低いこと
- 自宅でCAPDを実施できること
CAPDの不適応となるのは、以下の条件を満たす患者です。
- 腹膜が透析液を濾過・除去する能力を持たないこと
- 腹膜炎などの合併症のリスクが高いこと
- 自宅でCAPDを行うことができないこと
CAPDの適応・不適応については、主治医と相談しながら判断することが重要です。
CAPDの注意点

-CAPDの注意点-
CAPD透析療法は、腹膜を介して血液を浄化する治療法で、腎機能が低下した患者に適しています。自宅で行えるため、比較的自由な生活が可能ですが、いくつかの注意点があります。
一つ目は感染症のリスクです。CAPDでは、腹腔にカテーテルを挿入する必要があり、これにより感染症を引き起こす細菌が体内に侵入する可能性が高まります。感染症を防ぐためには、カテーテルの挿入部位を清潔に保ち、医師の指示に従った抗生物質の服用が重要です。
二つ目は腹膜炎のリスクです。腹膜炎は、腹膜に炎症を起こす病気で、細菌やウイルスが腹膜に侵入することで発症します。腹膜炎は腹痛、発熱、悪寒などの症状を引き起こし、治療には抗生物質が必要です。
三つ目は栄養管理の重要性です。CAPDでは、血液中の老廃物が腹膜を通じて排出されるため、栄養素が失われやすくなります。患者は栄養価の高い食事を摂り、医師の指示に従って栄養補助剤を用いることが必要です。
四つ目は合併症のリスクです。CAPDは比較的安全な治療法ですが、高血圧、心臓病、脳卒中などの合併症が起こる可能性があります。合併症を防ぐために、定期的に医師の診察を受け、指示に従って治療を続けることが大切です。
